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8年前のProは今でも戦えるのか。「MacBookPro2016」の魅力について語る。

どうもみなさんこんにちは、きゅうり(@kyurikun__)です。

さてみなさんお久しぶりですね。

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前回のこちらの記事から諸事情が重なり最近は投稿できていませんでしたね、すいません。

ということで今回は“MacBookPro (13-inch, 2016, Four Thunderbolt 3 Ports)”をご紹介していきます。

名前が長くてわかりにくいですが端的に言うと“MacBookPro2016 13インチのTouchBar搭載モデル”ってことです。

というのも私はもともとMacBookAir2014を使用していたのでそれと比較してのレビューもできたらな〜と思っています!

(このMacの購入経緯などはこちらの動画をご覧ください!)

それでは本編へ、どうぞ!

目次

Pro2016の詳細について

それではまずMacBookPro2016から新たに採用された機能や、モデルの違いなどを見ていきましょう。

新たに追加された機能

Touch BarとTouch ID

こちらの機能は13インチの上位モデル15インチモデルに搭載されています。

通常のPCだとFキーになっているところディスプレイになっているんですよね。

これは正直、賛否両論ある点かと思うのですが、使用するアプリによってはかなり便利になりますので個人的には結構好きな機能ではあります。

他にも社外アプリを使うことによってカスタマイズもできるので便利ですね。

また、一番右の部分には指紋認証(Touch ID)が搭載されており、簡単にロック解除できるので便利ですね。

進化したスピーカーとトラックパッド

続いてスピーカーは(前モデルに比べ)最大音量が50%以上向上しており、低音も最大で2.5倍進化しています。

ちなみにトラックパッドの面積最大2倍広くなったそうです。

この頃のMacBookから急にスピーカーの音質が良くなって、トラックパッドでの操作性も上がっている印象がありますね。

一つ前のモデルのPro2015などと比べると割とでかい違いなので購入する際にはしっかり押さえておいた方がいいと思います。

USB TypeC

端子類はTypeCが搭載されています。

後ほど供述しますが、13インチのTouch Bar非搭載モデルは2つしか付いていないのでそこはかなりの欠点ですね。

最近のMacBookシリーズも全てTypeC端子を採用していることもあり、周辺機器が今でも豊富に販売されているのはかなりのメリットだと感じました。

モデルごとの詳細

続いてはモデルごとのスペックを紹介していきます。

項目13インチ
(Touch Barなし)
13インチ
(Touch Barあり)
15インチモデル
(Touch Barあり)
CPUIntel Core i5 デュアルコア
2.0GHz (3.1GHz)

( i7 デュアルコア
2.4GHz(3.4GHz)
を選択可能。
(全て4MB共有L3キャッシュ) )
Intel Core i5 デュアルコア
2.9GHz (3.3GHz)

( i5 デュアルコア
3.1GHz(3.5GHz)
or
i7 デュアルコア
3.3GHz(3.6GHz)
を選択可能。
(全て4MB共有L3キャッシュ) )
Intel Core i7 クアッドコア
2.6GHz (3.5GHz)
(2.7GHz(3.6GHz))
6MB共有L3キャッシュ

( i7 デュアルコア
2.9GHz(3.8GHz)
を選択可能。
(8MB共有L3キャッシュ) )
メモリLPDDR3 1,866MHz
8GB(16GBを選択可能)
LPDDR3 2,133MHz
8GB(16GBを選択可能)
LPDDR3 2,133MHz
16GB
ストレージ256GB PCIeベースオンボードSSD
(500GBと1TBが選択可能)
2.6GHz : 256GBPCIeベースオンボードSSD
(512GBと1TBと2TBが選択可能)

2.7GHz : 512GBPCIeベースオンボードSSD
(1TBと2TBが選択可能)
GPUIntel Iris Graphics 540Intel Iris Graphics 5502.6GHz : Radeon Pro 450(2GB)とIntel HD Graphics 530を自動切り替え

2.7GHz : Radeon Pro 455(2GB)とIntel HD Graphics 530を自動切り替え

(Radeon Pro 460(4GB)が選択可能)
無線IEEE802.11 a/b/g/n/ac と Bluetooth4.2に対応
重量1.37Kg1.83Kg

といった感じになっています。

今回私が所持しているのは真ん中のモデルの最小構成ですね。

こう見るとわかりますが、15インチになった瞬間、一気にスペックアップしていてびっくりです。

最小構成でi7の16GB、尚且つRadeonという高級構成です。

ちなみにそのRadeonの上位モデルの方はかなりの不具合報告があるので、もしご購入をご検討されている方がいらっしゃいましたらお気をつけくださいね。

本体の外観

ということで本体の外観を見ていきましょう。今回はAir2014とも比較しながら見ていきます。

全体像

まず全体的な外観はこんな感じ。左がAir2014、右がPro2016となります。

こう見ると結構外観は違いますね。ベゼルの太さ、そのベゼルの色、キーボードのデザインなどなど…

画像でパッと見るだけでも結構な違いが見受けられるかと思います。

画面部分

こちらの画像は左はAir2014、右がPro2016になります。

やはりRetinaと普通のディスプレイは全然違いますね。写真で見てもわかりますね。

そうしてベゼルはこんな感じ。もう全く違いますね。

左の方のAir2014は銀の金属部分が手前にあってその奥に液晶がある感じの印象ですが、右のPro2016はスマホみたいにディスプレイとその縁と言いますか。奥まってない感じなんですよね。

ここも高級感を感じられる点かな、と思います。

キーボードとトラックパッドなど

こちらも左がAir2014、右がPro2016。

まず日本語キーボードと韓国キーボードで違うという点は気にしないでください…笑

そんなことはさておき、写真を見ていただいても分かる通り、キーボードは全然違う感じになっていますね。

右のPro2016の方がキーストロークが浅く、個人的には新鮮的で好きなのですが、なにしろ不具合報告がすごいんですよね。

当時のAppleが修理プログラムを出すぐらいには問題報告があったみたいです。

確かにそういう点を見たらAir2014の方がいい気もしますが、それを補えない点がたくさんありまして…

そう、Pro2016には前述の通り、TouchBarが搭載されているのです。

現在では廃止されてしまったのですか、個人的には大好きな機能の一つではあるんですよね。

画像の様にアプリを導入すればDockやバッテリー残量などを表示したり、結構便利な面も多いんですよ。

また、右側にはTouchIDが搭載されていたり今のMacシリーズと比べても見劣りする部分が少なく、いちいちロック解除時にパスコードを打つ手間が消えて非常に便利です。

トラックパッド、なぜか違う画角で撮ってしまっているためわかりにくいですが、びっくりするほど大きさが違います。

11インチと13インチの違いとかではなく、単純に大きさがかなりデカくなっています。

また、Pro2016は感圧式になっています。

iPhone7以降のホームボタンと同じ方式のやつですね。

こっちの方が振動がしっかり伝わってくる感じがあってクセになります。

外部との接続端子

まずは左側面。

まさかの何一つ端子が同じではないではありませんか。

左のAir2014はMagsafe2、USB3.0、イヤホンジャック、デュアルマイクとなっていますが、

右のPro2016はたったのUSB TypeCが2つだけ。超シンプル。

当時はこちらも賛否両論あったそうですが、今でもTypeCが採用されているので、さまざまなデバイスの入手性が高いのもいい点かもしれませんね。

続いては右側面。

上のAir2014がUSB3.0、Thunderbolt端子。

下のPro2016 がTypeCが2つとイヤホンジャックがあります。

このモデルはTypeC端子が4つもついているのがとても優秀ですね。最近のMacBookだと「端子数が足りない!」ということを聞きましたので結構便利です。

結局何ができるの?

結論。

軽い事務用途なら使用できる

になります。それではそう思った理由を観点別に見ていきます。

アプリなどの検証編

いろいろなアプリを使って検証してみました。何か検証して欲しいアプリなどありましたら是非コメントで教えてください。随時更新いたします。

主にできたこと ( ○ )

Word、Excel、PowerPointの使用

自分みたいな軽い用途で使用する人には全然快適に使用できました。

当環境はMicrosoft365で筆記していたのですが、しっかり別PCとの同期も行うことができました。

それぐらいの用途ならバリバリ活躍できると思います。

YouTube、音楽の視聴

音楽視聴はAppleMusicを用いて音楽を聞いていましたが特にこれと言った不満点はなくてよかったです。

人によっては何か感じるのかもしれませんが…笑

ただYouTubeの方はあまり連続して動画を切り替えすぎると重たくなる印象を少し感じましたのでそこはご注意です。

軽い作曲(midi打ち込み)作業

AppleのGarageBandを用いて作成してみました。(画像はイメージです。)

自分の某JR最寄り路線の接近メロディをmidiで打ち込んでみましたが特にこれと言ってもたつくこともなく、しっかり使用できました。

あくまでど素人の自分の感想なのでそこはご注意を…笑

動く…けど…うーん… ( △ )

WordPressの筆記

おっと、ここで出てきましたね。

三角とはどういうことなのか。この記事を書いて思ったことを言っていきます。

まず筆記に関して、こちらに関しては特に不便はないです。

ただ問題として編集作業。例えばこのようにマーカーを引いたり、文字を太くしたりなどの作業が少し重いんですよね。

あとは文字の範囲選択でしょうか。そういう時も少しもたつきを感じます。

なので三角にした感じですね。いやまぁ、個人的には許容範囲ですが…笑

厳しいこと ( × )

RAW現像、動画編集(プロキシも含む)

こちらは正直わかっていた方もいるのではないのでしょうか()

正直不可能レベルだと思います。はい。

本当に重くても耐えれる人じゃないと厳しいかなぁ、と思います。

Proですが今のAirにも微塵にも及びませんね。上位モデルだどどうなのかは知りませんが。

ゲーム、OBSでの画面録画

両方とも不可能に近いと思います。

OBSでの録画はフレームドロップが激しすぎてろくに録画できません、残念。

ゲームはMinecraftをしてみましたが、最低設定で表示距離5チャンクにしても厳しいです。ここも残念。

ここだけの話、私は普段マイクラサーバーを運営していて、この状況管理に軽く確認したい時もあるのですが、そういう際に確認できないのが最高に悔しいです。

性能関係なし!Macを使って感じた点、そしてAir2014から買い替えて感じたメリット・デメリット

メリット

iPhoneとの連携が便利

AirDropにももちろん対応しており、クリップボードの共有や、Handoffにも対応していて、開いているブラウザをそのままMacで開けたり連携がかなり強力なんですよ。

MacからiPhoneのインターネット共有を遠隔でONにもできて便利ですね。こういうところが同じメーカーの強みですね。

TouchBarが有能

流石のApple。デザインが非常にオシャレで、尚且つ解像度も高画質でコストカットが見られなくていいと思います。

ただ雑に扱ったら割れると聞いたのでその辺はしっかり大切に使っていきたいと思いました。

今のMacでは廃止されているのが非常に悲しいですね。採用され続けて欲しかった一心でしかない。

TypeCが有能

モバイルバッテリーなどでも給電可能なTypeC。65WのUSB PDで給電可能です。

モバイルバッテリーの18Wでも電源を切っている状態だとゆっくり充電されるので、そういう点も踏まえて便利だと思いました。

最新のインターフェースでもありますので、本当にたくさんの周辺機器が使用できるのがメリットだと思います。

スピーカーの音質が神

Air2014でも音質いいなーと思っていたのですが、Pro2016に変えてびっくり。

重低音が向上したり、最大音量が上がったり、結構便利だなぁ、と思います。

ただ今のMacBookはもっと進化していると聞いたので、最新の音質も気になる…ところですね笑

見劣りしないデザイン

このMacBook自体も8年前のモデルになりますが全然見劣りしないデザインですよね。

Appleロゴも鏡デザインみたいで現在でも通用し、非常にデザインがかっこいいです。

むしろ今のMacBookと違って「MacBookPro」のロゴが画面下部に入っているのがめちゃかっこいいです。

デメリット

今だと足りない性能

これはもう言わずもがなですね。性能不足です。

全然Proの作業はできません。Air以下です。

ただ文章を書いたり、音楽を聞いたりなどには全然使用できるのでゴミ!ではないですが…

今から性能を求めて購入したらただただ後悔するだけなので過度の期待は禁物です。

キーボードが…

こちらはリコールにもなっているぐらいの問題なのでみなさんご存知かとは思いますが…笑

キーボードが複数回入力されたりする不具合が確認されていて、修理期間もすでに終了しているのでデメリットではないでしょうか。

もし壊れたらもう買い替えしか選択肢がない様に感じます。修理した方が安く済んだとしても性能的な限界もありますしね。

バッテリー持ちが悪い

最新のMシリーズのバッテリー持ちがバケモンすぎてそれと比較していいのかわかりませんが、

バッテリー持ちは良くないですね。Wordpressぐらいなら全然3時間ぐらい使用できますが、YouTubeだと1時間行くか行かないかでバッテリーが切れます。

これでも一応バッテリー状態は正常ですからね。正常でこれなのでバッテリーに期待してはいけません。

あくまで電源がある場所でが想定です。ただTypeCなのでモバイルバッテリーで給電ができます。そういうところはまだなんとかなりそうな点ですね。

まとめ

さていかがだったでしょうか。

全体的に見たらスペックはアレですが、それ以外は特に不便はなく、個人的にWordpressで筆記する程度の用途なら何も不便じゃないと思います。

軽い作業でいいからMacが欲しい!」や、「文章作成用途に何か欲しい!」って方には是非ご検討いただきたいですね。

それでは今回はこの辺で!最後までご覧いただきありがとうございました!

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この記事を書いた人

2021年からYouTubeやX(旧Twitter)にゆる~く投稿をしているそこら辺の一般学生。
主にジャンク関連を得意分野としていながら、最近はスマートフォン関係にも興味を持ち始めている。

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